コメの需給について
コメの需要量は、食生活の多様化や人口減少等の要因から毎年10万トン程度減少しています。故に、それを見据えた生産をしていかなければ、コメの価格水準は下落する可能性が高まります。
簡単にコメの需給バランスを説明するとこれだけの話です。
毎年、生産者は、上記を前提に稲作を行うわけですが、個々の生産者には色々な思惑があるほか、農水省による様々な施策、それと天候(気温、降水量、日照時間等)等が、コメ(主食用)の生産量に影響を及ぼすため、需給バランスうまく保ちつつ、価格を絶妙な水準で安定させることはなかなか難しい話になります。
だからこそ、商品先物取引というリスク管理ツールが必要になると思うのです。ノーリスクの商売はありません。リスクに立ち向かう術、選択肢を持ったうえで、コメの生産や流通に関わるべきだと思いますが・・・。
それはさておき、なかなか一般消費者については、農業問題に関心を持つ人は少ないと思うので、時々は農水省のWEBに掲載されているデータをこちらでご紹介していきたいと思います。
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