現物コメ指数
堂島取引所(大阪市)は28日、8月のコメ指数先物の取引開始を控え、売買時に参考として用いる「現物コメ指数」を公表。現物市場で取引されるコメの価格や足元の需給などを反映しています。
令和6年6月分現物コメ指数 15,634円
【現物コメ指数が示すもの】
現物コメ指数は、農林水産省が毎月公表する「米の相対取引価格・数量」における全銘柄平均価格の当月値を予測した値であり、発表当月の米の価格相場の推計値である。
そのため現物コメ指数は、「国産うるち米一等(玄米)」の当月相対価格を示すものであり、これには農林水産省の「米の相対取引価格・数量」と同様に、米の包装代、運賃、消費税が含まれている。
※価格に含む消費税は、軽減税率の対象である⽶穀の品代等は8%、運賃等は10%で算定している。
※加重平均に際しては、新潟、長野、静岡以東(東日本)の産地品種銘柄については受渡地を東日本としているものを、富山、岐阜、愛知以西(西日本)の産地品種銘柄については受渡地を西日本としているものを対象としている。
※現物コメ指数は、農林水産省による「米の相対取引価格・数量」と同様に、対象産地品種銘柄ごとの前年産検査数量ウエイトで加重平均された値である。
現物コメ指数は、農林水産省が公表する相対価格、米穀機構が公表するDIをベースとした重回帰モデルにより算出されている。
統計好き、分析好きな方は、今後公表されると思われるヒストリカルデータを見ながら、取引参加にあたっての独自分析をするのも良いでしょう。
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