投機前のデータ分析

堂島コメ平均(米穀指数)で投機をする場合、ファンダメンタル(コメの需給、在庫等の情報)分析は必須になりますが、私の場合は、現物コメ指数と米の相対取引価格、米取引関係者の判断に関するDI調査との連動性、関連性をチェックも行います。


どの様なチェックをするかと言いますと、①全銘柄平均価格との相関(価格、変動率)、②各銘柄価格との相関(価格、変動率)、③全銘柄平均価格との価格差、④各銘柄価格との価格差、⑤DI調査結果のトレンド反映度等です。


上記のデータ分析を実施したうえで、幾つかの特徴があれば、相場予想の目印にする考えでいます。例えばどんな目印を想定するかと言いますと、全銘柄平均価格と現物コメ指数の価格差が広がり過ぎで、且つ、現物コメ指数の方が全銘柄平均価格よりも安いとなれば、堂島コメ平均の先物買いを行います。反対に現物コメ指数の方が全銘柄平均価格よりも高いとなれば、堂島コメ平均の先物売りを行います(※前提:全銘柄平均価格と現物コメ指数の相関性が高い場合)。その他としては、DI調査結果と現物コメ指数のデータをもとに回帰分析を行い、その特徴を可視化(グラフ)もするかもしれません。加えて、米価に影響を与えそうなデータを幾つか揃えたうえで、重回帰分析も考えられます。


現時点で何がいいシグナルになるのか分かりませんが、どうせやるなら、様々なデータを用いて、取引を楽しめたらと考えているところです。ただ、分析には現物コメ指数のヒストリカルデータが必要になるので、早く公開して欲しいのですが・・・。って、どこに言えばいいのやら・・・。ヒストリカルデータがないなら、別の方法を考えないといけないか・・・(T0T)


しかし、やはり有利なのは米穀関連事業者の人達ですよね。事情通ですし。でもまぁ、あれやこれやとデータ分析を行って、情報発信をしてみたいと思います! では

米穀指数

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