米取引関係者の判断(令和6年7月分)
公益社団法人米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)は、米の需給動向や価格水準など の取引状況を把握することを目的に「米取引関係者の判断に関する調査」を毎月実施して います。
令和6年7月分の調査概要については次のとおりです。
【令和6年7月分の主な調査結果】
主食用米の需給動向のDI値は、前月と比べて現状判断は「横ばい」、見通し判断 は「大幅に減少」となりました。<現状判断DI:85(前月からの増減 ±0)、見通し判断DI:67(前月からの増減 -10)>
主食用米の価格水準のDI値は、前月と比べて現状判断、見通し判断ともに「やや 増加」となりました。<現状判断DI:82(前月からの増減 +2) 、見通し判断DI:66(前月からの増減 +3)>
2024年7月の現物コメ指数は、前月から393円安の15,241円でした。令和6年6月の全銘柄平均価格は15,865円なのですが、これは、先月の米取引関係者の判断(令和6年6月)が、需給の見通し判断が前月から-1,価格水準の見通し判断が前月から-10であったことを受けての結果なんだろうと思います。
で、2024年8月の現物コメ指数がどうなるのか?
私の予想は、14,750-15,000円のレンジに入るのではないかと考えています。
理由は、主食用米の需給動向DI、価格水準DIの現状判断の結果を踏まえ、全銘柄平均価格の変動幅は小さいと想定したことと、見通し判断の結果から緩む方向に動くと考えたからです。
しかし、一年先の先限については、よく分かりません。ただ、8/13の取引価格が16,000円超なら、先物売りの出動が良いと思います。
ここ最近、株式市場や為替市場の変動は大きく、お疲れ気味の方もいらっしゃるかと思います。こういう時は、お米をはじめとしたコモディティに資金の一部を移すのも選択肢の一つだと思います。
さて、8/13の取引初日はどうなるか? 楽しみです。
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