米価は高騰しているのに…

 米価高騰のニュースは多くなっていますが、コメ先物取引(米穀指数)の取引量は少ないですね。

 ※ コメ先物取引(米穀指数)


 コメ先物相場によれば、現時点で令和7年産米の価格は27,000円(10月限)で、これを見る限り、備蓄米放出(= 21万トンを放出するが、買戻しもする。)で価格を冷ます効果がないことが想像されます。農家の皆さんは、主食用米の作付を増やしますかね~。仮に増やす気があるとしても、農水省から作付け量を増やさない様にと指導を受けるかもでしれませんよね~。何なら作付け量をもう少し減らすようにと指導してくるかもしれません。


 政府は、消費税が3%から徐々に引き上げられたのと同じで、高い米価に消費者は慣れ、そのうち何の文句も出なくなるからと考えていたりして・・・。


 話を戻しますが、こういう状況下なのにコメ先物取引の注目度が高まらないのは、何故でしょう?そもそもの認知度が低いということかもしれませんが、そうならそうで全国的に情報発信(youtube、tiktok等)をするべきでは。そして、その時点の先物価格がどういう意味を持っているのかアナリストが解説したりするのも良いと思いますが、、、実際はどうなんでしょうね??


 この度の米価高騰の件、コメ先物取引にとっては認知度向上のいい機会と思うので、様々な情報発信をしてみては。なんならやりましょうか(嘘)? 

米穀指数

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