相場下落、進次郎効果
小泉農林水産大臣、30万トンの政府備蓄米については、精米5kg価格で2,160円程度になるようにするとしています(5/26)。
具体的な方法は、これまで競争入札で放出してきた政府備蓄米を、随意契約にするというもの。
公表された随意契約の方法は主に3つで、「国が提示した販売価格で販売」「8月までに消費者に提供される分を申し込み」「毎日、先着順で受付・契約・販売」としていた。
5/27時点では、随意契約の申込みが急増したため、いったん受付を休止している。
※備蓄米、随意契約分全て受け付け終了 大手小売業者、申請殺到で
一方、自民党農水族議員からは、 この度の政府備蓄米対応に対し、「困った、困った。JAから『どうなっているんだ』という電話がすごい。自民党から離れていきそうだ」という声もあるとか。族議員は、JAの意向を反映させるのがお仕事のようで・・・。ホント族議員はJAに頭が上がらないのでしょう。田舎議員の票田なのでwww
進次郎効果があったというにはまだ早すぎますが、とりあえず、コメ先物相場、令和7年産米(10月限)価格が1俵あたりで2千円以上下落したみたいです。少しはインパクトがあったのかな??
但し、この度の政府備蓄米は30万トンで、国内消費量の1ヶ月分もありません。なので、コメの増産や外国産米の輸入拡大のほか、個別所得補償の検討等、抜本的な対策が求められるのではと考えます。
さて、コメ先物相場ですが、令和7年産米については、JAが早々に提示している概算金が壁になるのではと思います。そうすると、進次郎効果(米価下落)は、25,000円-26,000円までと考えますが、どうでしょうか?
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