米軍、イラン核施設を攻撃

 ロイター通信は22日、米政府関係者の話として、米国が同日未明に実施したイランへの攻撃で、米軍のB2爆撃機が使用されたと報じた。B2は米軍が保有する地下貫通弾(バンカーバスター)「GBU57」を運べる爆撃機で、イラン中部フォルドゥの地下核施設の攻撃に使用されたとみられる。

※米軍、「バンカーバスター」でイラン核施設を攻撃か ロイター報道


 (ブルームバーグ): ホルムズ海峡が封鎖された場合、ブレント原油相場は1バレル=約90ドルに急上昇する可能性があるが、同海峡を通る輸送が長期間停止する可能性は低いとシティグループはみている。

※ホルムズ海峡封鎖なら原油90ドルに急騰も-シティが予測


※【解説】イスラエルとイランの紛争どうなる…読者の質問に特派員たちが回答


 トランプ大統領は21日、イランの核施設3カ所を空爆したとSNSに投稿した。という速報がTVに流れました。空爆の結果、イラン・イスラエルの紛争の今後の行方がどうなるのか不透明ですが、それでも、米国によるこの度の攻撃が世界経済に与える負の影響は少なからずあるのではないでしょうか。


 仮にホルムズ海峡が長期にわたり封鎖されれば、原油価格は高騰します。

 また、封鎖解除に動く各国の軍隊が動くとなれば、紛争が激化するやもしれません。


 そういう恐れを考えると、有事の金ということで、金相場の高騰も考えられますが、米価も生産コスト上昇が考えられ、影響は避けられないのではないでしょうか。


 勿論、現段階は妄想レベルのお話ですが、ウクライナ・ロシアの紛争を影響により、物価高騰が起きています。ということは、物価高騰に拍車をかける可能性は否定できないと思います。


 コメ先物的には買いポジションを持っておくことをオススメしますが、それよりも、国として食料安全保障の観点から、稲作農家に対する一定の保護政策と消費者への安定供給体制を考えて欲しいところです。これまで減反政策は事実上継続されてきましたが、大事なのはいざという時にモノがあるかないかです。備蓄コストはかかりますが、お米の輸入も排除せず、食料安全保障を総合的に構築されることを望みます。

米穀指数

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